小企業・スタートアップにオフィスは必要か|テレワークのメリット・デメリットと選択肢

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こんな疑問に答えます
  • 小さな会社やスタートアップに、オフィスは本当に必要か知りたい
  • オフィスを持たない場合の、メリット・デメリットを知りたい
  • オフィスを持たずに、事業をする方法を知りたい

会社には、オフィスがあり、社員が集まって働く場所、というのが、長く当たり前のイメージでした。しかし、働き方の多様化が進み、オフィスを持たない、または最小限にする企業も、増えています。この記事では、そのメリット・デメリットと、小規模事業者が使える選択肢を紹介します。

この記事の結論

オフィスを持たない、または縮小する働き方には、コストの削減というメリットがある一方、信用・教育・通信環境などのデメリットもあります。小規模な事業なら、コワーキング・シェアオフィス・バーチャルオフィスという選択肢もあります。

  • 大企業でも、オフィスを縮小しながらテレワークを取り入れる例がある
  • 業種によっては、テレワークに専念できない場合もある
  • 1〜数人の規模なら、脱オフィスの選択肢が豊富
目次
  1. オフィスを持たない、縮小するメリット
  2. オフィスを失うデメリット
  3. 大企業の取り組み
  4. 小規模・スタートアップの3つの選択肢
  5. よくある質問
  6. まとめ

オフィスを持たない、縮小するメリット

オフィスをなくす、または縮小することで、賃料・光熱費・通勤費などのコストを、削減できます。たとえば、全社的にテレワークへ移行した企業では、生産性の大きな低下がないまま、コストだけを削減できたという例が、報告されています。

社員側にも、次のようなメリットが、指摘されています。

  • 通勤の時間・手間が、なくなる
  • 自分のペースで、仕事を進めやすい
  • 家事や、家族との時間と、両立しやすい

一方で、こうした効果は、業種や、仕事の進め方によって、差があります。

オフィスを失うデメリット

オフィスを持たない・縮小することのメリットとデメリット。メリットは賃料・光熱費・通勤費の削減、柔軟な働き方。デメリットは信用・ステータスへの影響、業種によっては導入できない、通信環境の整備が必要、教育・モチベーション・タスク管理の難しさ
メリットとデメリットの両方を、押さえておきます

信用・ステータスへの影響

会社の住所は、取引先への印象に、影響することがあります。オフィスがない、または、住宅街にある住所だと、取引先が不安に感じる場合もあります。事業の性質によって、住所の見え方を、重視するかどうかが変わります。

業種によっては導入できない

パソコン中心の仕事なら、テレワークへの移行はしやすい一方、製造業・運輸・冠婚葬祭など、人が集まる必要がある業種では、テレワークだけでは成り立ちません。部署によって、テレワークができる・できないの差が生まれると、社内の不公平感につながることもあります。

通信環境の整備が必要

自宅や外出先からのやり取りが増えるため、安定した通信環境が必要になります。回線のない環境や、通信速度が不安定な社員がいる場合は、会社側での支援も検討します。機密情報のやり取りが増える分、セキュリティへの配慮も欠かせません。

教育・モチベーション・タスク管理

新入社員の教育は、同じ空間で行うほうが、進めやすい面があります。上司や同僚の目があるオフィスのほうが、モチベーションを保ちやすいと感じる人もいます。対面での確認が減る分、各自のタスク管理が難しくなることもあり、会社側の管理体制も、重要になります。

セキュリティ シェアオフィス・レンタルオフィスのセキュリティ対策|自分でできる対策と施設の確認点

大企業の取り組み

大きな規模の会社でも、オフィスを縮小しながら、テレワークを取り入れる例があります。味の素株式会社の「どこでもオフィス」は、その一つです。2017年4月から、所定労働時間を7時間15分に短縮し、週1回の出社以外は、場所を問わない制度に改めました。テレワークの利用者は、制度を緩和した前後で、大きく増えたと報告されています。

数千人規模の会社でも、テレワークへの移行が進められています。小規模な会社ほど、移行の障害は少ないと考えられます。

出典 テレワークをいち早く実施!味の素グループの働き方改革|味の素グループ

小規模・スタートアップの3つの選択肢

これから起業する、または、少人数の会社なら、オフィスを持たない選択肢が、十分に考えられます。代表的なのは、コワーキングスペース・シェアオフィス・バーチャルオフィスです。

小規模事業者の3つの選択肢。コワーキングスペースは共用の作業スペース、費用を抑えやすいが個室の機密性は低い。シェアオフィスは個室タイプで情報共有もしやすいが費用はやや高め。バーチャルオフィスは住所・電話が中心で作業場所は別に用意する
規模と目的に合わせて、選びましょう

コワーキングスペース

共同で仕事をする、オープンな作業スペースです。起業したての、仮のオフィスとして人気があります。費用を抑えやすい一方、共用スペースが中心のため、会社としての機密性は、個室契約でない限り、保ちにくい面があります。料金や設備は、施設によって幅があるので、詳しくは、次の記事を参考にしてください。

料金の目安 コワーキングスペースの料金相場

シェアオフィス

ワンフロアに、複数の個室があり、それぞれ別の会社が使う形態です。数日〜月単位で契約できる施設もあり、お試しで使いやすい面があります。情報共有がしやすい一方、鍵の有無など、プライバシーの面は施設で違います。費用は、コワーキングスペースより高めになる傾向があります。

違いを詳しく コワーキングスペースとシェアオフィスとの違い

バーチャルオフィス

住所や電話番号を借りるサービスです。都心の住所を、会社の登記に使えたり、電話の取り次ぎ、郵便物の転送などのサービスを、組み合わせられる場合があります。作業場所は含まれないため、別に用意する必要があります。テレワーク中心の働き方と、組み合わせやすい選択肢です。

違いを詳しく コワーキングスペースとバーチャルオフィスの違い|住所・電話・作業場所で比較

よくある質問

どんな業種でも、オフィスなしで始められますか?

いいえ。パソコン中心の仕事は、移行しやすい一方、製造業や、対面が必須の業種では、テレワークだけで完結しません。自分の事業内容に合うかを、まず確認しましょう。

コワーキング・シェアオフィス・バーチャルオフィスは、どう違いますか?

コワーキングは共用の作業スペース、シェアオフィスは個室タイプの作業スペース、バーチャルオフィスは住所・電話が中心で作業場所は含まれません。目的に応じて、使い分けます。

オフィスなしでも、法人登記はできますか?

住所利用ができるコワーキングスペースや、バーチャルオフィスを使えば、登記できる場合があります。ただし、施設やサービスによって違うため、契約前に確認してください。

まとめ:事業の内容に合わせ、無理のない形を選ぶ

オフィスを持たない、または縮小する働き方は、コストの削減につながる一方、信用・教育・通信環境などのデメリットもあります。業種や規模によって、向き不向きが違うため、コワーキング・シェアオフィス・バーチャルオフィスといった選択肢も含めて、自分の事業に合う形を選びましょう。

この記事のポイント
  1. メリットはコスト削減、デメリットは信用・教育・通信環境など
  2. 業種によっては、テレワークだけで完結しない
  3. 小規模なら、コワーキング・シェアオフィス・バーチャルオフィスが選択肢
合わせて読みたい スモールビジネスの場合の起業オフィスの5択 オフィスの選択肢を、さらに詳しく比較しています。
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起業オフィスナビゲーション編集部 ~革新のオフィス秘話~

ネットビジネスと物販の荒波を笑い飛ばしながら、日々起業の奇跡を追う編集部が贈る、ユーモアあふれる秘話の数々。バーチャルオフィスやコワーキングスペース、シェアオフィスなど、最新のオフィス事情をお届けします。