コワーキングスペースとシェアオフィスの選び方|メリット・デメリット・向く人・活用例

- リモートワークの作業場所を探していて、コワーキングとシェアオフィスのどちらにするか迷っている
- それぞれのメリット・デメリットを知って、自分に合う形を選びたい
- 実際に使うときの、費用や契約の注意点を知りたい
リモートワークや柔軟な働き方が広がり、複数の人でスペースを共有するコワーキングスペースやシェアオフィスを選ぶ人が増えています。ただし、二つの違いがわかりにくく、迷う方も多いでしょう。
この記事では、自分に合う形の選び方を中心に、メリット・デメリット、向く人・向かない人、活用例をまとめました。二つの違いの早見は、別の記事で紹介しています。
違いを先に知りたい方へ コワーキングスペースとシェアオフィスの違い|特徴・料金・法人登記の注意点 二つの違いと、法人登記の注意点をまとめています。この記事の結論
迷ったら、交流や人脈がほしいならコワーキング、専用の席や事業の住所が必要ならシェアオフィスを選びます。どちらも、見学や体験利用で確かめてから決めましょう。
- メリットは、費用を抑えられる・交流・会議室を使える点です
- デメリットは、集中しにくいことがある・席や会議室が埋まることです
- 士業など許認可の事務所要件がある事業は、向かないことが多くあります
選び方のフロー
- 交流や人脈がほしい→コワーキングスペース
- 専用の席や、事業の住所が必要→シェアオフィス(専用席と登記の可否を確認)
- どちらでもない・まだ決められない→ドロップイン(都度利用)で試す
メリットとデメリット
3つのメリット
- 初期費用・固定費を抑えられる:賃貸オフィスと比べて、インフラの整備や家具の準備が要らない
- ほかの利用者と交流できる:特にコワーキングは、情報交換や人脈づくりの機会がある
- 会議室や個室を、必要なときだけ使える:会議室の常設の費用がかからない
3つのデメリット
- 集中しにくいことがある:オープンスペースでは、人の出入りや会話が気になる
- 会議室・個室の予約が埋まることがある:突然の打ち合わせに使えない場合がある
- 席が満席になることがある:自由席は、混む時間帯に座れない可能性がある
向いている人・向かない人
- 向いている人:費用を抑えて始めたい起業家・スタートアップ、柔軟に働きたいフリーランス、人脈をつくりたい人
- 向きにくい人:来客が多い業種や、在庫・設備を扱う事業、機密情報を扱う作業が中心の人
- 事務所要件で使えないことが多い事業:士業(行政書士・司法書士・税理士など)、人材紹介・派遣、古物商など、許認可の事務所要件(独立性・専有)がある事業
選ぶ4つのポイント
- 料金は適切か:利用時間や料金プランを比べ、使う頻度に合うものを選ぶ
- 立地はよいか:自宅やクライアントからのアクセス、周辺の環境を確認する
- 個室や会議室を使えるか:集中したいときや打ち合わせで使えるか、予約のしやすさも見る
- サービスは十分か:Wi-Fi、飲み物、事務サポート、専用デスクや鍵つきのロッカーなどは、施設によって違うため、必要なものが含まれるか確認する
契約前に見学をして、雰囲気や混み具合を確かめましょう。
見学のポイント 決める前には必ず見学を活用例
- テレワークの作業スペース:自宅以外の拠点として、各地の施設を使う
- 支店や営業所:地方に拠点を小さく持ちたいとき、初期費用を抑えたサテライトオフィスとして使える
- 災害時の代替拠点(BCP):本社が使えないときの予備の拠点として、あらかじめ契約しておく方法がある
いずれも、使える設備、契約の条件、登記や住所利用の可否は、施設ごとに違います。契約前に確認しましょう。
よくある質問
コワーキングとシェアオフィスは、どちらを選べばよいですか?
交流や人脈がほしいならコワーキング、専用の席や事業の住所が必要ならシェアオフィスが向きます。迷ったら、ドロップインや体験利用で試して、雰囲気を確かめましょう。
士業でも、使えますか?
多くの場合、事務所の要件(独立性、専有できる面積など)を満たさず、使いにくいです。届出先や、所属する士業会に確認してください。個室のレンタルオフィスなら、条件を満たす場合があります。
支店として、使えますか?
サテライトオフィスとして使える施設があります。契約条件、登記や住所利用の可否、利用できる設備を、施設ごとに確認してください。
まとめ:目的で選び、見学と体験で確かめる
コワーキングスペースとシェアオフィスは、費用を抑えて柔軟に使える形です。交流を重視するか、専用の席や住所を重視するかで選び、許認可の事務所要件がある事業は、事前に確認しましょう。
- 交流→コワーキング、専用席・住所→シェアオフィス。迷ったらドロップインで試す
- メリットは費用・交流・会議室、デメリットは集中しにくい・予約や席が埋まる
- 許認可の事務所要件がある事業は、事前に確認する
