バーチャルオフィスの電話代行プランとは?メリット・選び方・料金の目安と契約時の注意点

公開日:  更新日:

 ※本ページはプロモーション(広告)が含まれています。

こんな疑問に答えます
  • バーチャルオフィスの電話代行オプションは、本当に必要なのか
  • 料金プランが多すぎて、どれを選べばよいか分からない
  • 信頼性を高めつつ、コストを抑えたい

バーチャルオフィスを検討するとき、見落としがちなのが「電話代行サービス」です。「電話なんて自分で出ればいい」と思う方も多いですが、電話は、業務の集中や取引先の安心感に関わる要素です。

この記事では、電話代行の仕組みと電話転送との違い、メリット、選ぶときの6つのポイント、料金の目安、契約時の注意点をまとめました。掲載時点のプラン例も紹介します。

この記事の結論

電話代行は、オペレーターが会社名で電話に応対し、用件をメールなどで報告するサービスです。受電が少ないうちは、基本料金+従量制のプランで、料金を抑えられます。

  • 自分で電話に出たいなら電話転送、応対を任せたいなら電話代行です
  • 選ぶポイントは、対応内容・連絡方法・対応時間・料金プラン・営業電話のカウント・オプションの6つです
  • 契約前に、料金・対応時間・本人確認・個人情報の扱いを確認しましょう
目次
  1. 電話代行サービスとは
  2. 電話代行を使う4つのメリット
  3. 電話代行を選ぶ6つのポイント
  4. 契約時に確認したい法律と信頼性
  5. プラン例(掲載時点)
  6. よくある質問
  7. まとめ

電話代行サービスとは

電話代行サービスは、借りた電話番号にかかってきた電話に、専任のオペレーターが応対するサービスです。オペレーターは、契約した会社名(屋号)で電話に出て、相手の会社名・担当者名・電話番号・用件を聞き取り、メールなどで報告します。連絡手段は、メールのほか、LINEやチャットツールに対応するサービスもあります。

電話代行の仕組み。お客様が電話をかけ、借りた番号にかかり、オペレーターが会社名で応対し、メールやLINEで報告する。折り返しは自分で行う
オペレーターが応対し、用件を報告してくれます

電話転送との違い

よく比べられるのが、電話転送サービスです。違いは、誰が電話に出るかです。

電話転送と電話代行の違い
項目電話転送電話代行
誰が出る自分(転送先の携帯など)オペレーター
費用低め転送より高め
向く人自分で電話に出たい人電話の負担を減らしたい人
電話転送について バーチャルオフィスの電話転送サービスとは?仕組み・03/050番号・電話代行との違い 転送電話の仕組みと、番号の種類を解説しています。

電話代行を使う4つのメリット

業務に集中できる

バーチャルオフィスを使う方の多くは、一人社長や個人事業主です。電話対応が、作業の大きな妨げになることがあります。電話代行なら、急な着信で作業が中断されず、集中力を保てます。応対内容が記録されるため、聞き間違いや対応漏れも減らせます。

いつでも人が出る安心感を与えられる

取引先は、電話がつながらないと不安になります。外出や会議で電話に出られなくても、オペレーターが会社名で応対すれば、電話が放置されないという安心感を与えられます。営業時間内に電話がつながる体制は、機会の損失を防ぐことにもつながります。

固定電話の番号を使える

電話代行では、事業者から借りた電話番号を、名刺やホームページに載せられます。番号の種類は、プランや事業者で異なります。

  • 03などの市外局番:提供エリア内に拠点があることが前提で、所在地の証明を求める事業者が多い
  • 050(IP電話):居住地の制限がない

自分の携帯番号を載せずに済むため、プライバシーを守れます。

ネットショップで、電話番号を載せられる

ネットショップなどの通信販売では、特定商取引法で、事業者の住所・電話番号の表示が求められます。請求があれば遅滞なく提供する旨を表示して、表示を省略できる場合もあります(消費者庁)。

電話番号を載せる場合、個人の携帯番号を公開せずに、借りた番号を使えるのが利点です。お客様の問い合わせや、返品・交換の受付をオペレーターに任せると、電話に出られない時間帯の不安も減らせます。

相談者

電話番号が載っていないネットショップは、少し不安になります。

編集部

購入前に電話で確認するお客様もいます。営業時間内に電話がつながる体制があると、安心して購入してもらいやすくなります。

詳しく バーチャルオフィスで始めるネットショップ!アマゾン設定の解説もあり

電話代行を選ぶ6つのポイント

バーチャルオフィスには、電話代行のオプションが用意されていることが多くあります。初めての方は、次の6つで比べましょう。

電話代行を選ぶ6つのポイント(対応内容、連絡方法、対応時間・休業日、料金プラン、営業電話のカウント、オプション機能)の図
選ぶときは、この6つを確認します

電話対応の内容を確認する

基本的なサービスは、「電話の応答」「用件の聞き取り」「報告・連絡」です。業務に合わせた対応(カスタマイズ)が必要な場合は、別料金になるのが一般的です。

  • 採用の応募受付で、希望職種・勤務可能な曜日・年齢などを聞き取る
  • ネットショップの電話注文で、商品番号・在庫・配送日時を確認する

このような、条件によって聞くことが変わる対応や、専門性の高い対応は、標準プランの範囲外になりやすいです。自社にどんな電話応対が必要かを先に整理しておくと、不要なコストを抑えられます。

連絡方法を確認する

報告の連絡方法は、メールのほか、LINE、Chatwork、Slackなどに対応する事業者が増えています。安いサービスは、メールのみのところもあります。普段使うツールで受け取れるかを、確認しましょう。

対応時間と休業日を確認する

多くの事業者は、平日の9時から18時を基本にしています。9〜17時、10〜18時など、事業者によって異なります。夏季休業、年末年始、GWなど、土日以外の休業日もあります。

自分の営業時間に合うか、顧客からの連絡が多い時間帯をカバーできるかを確認しましょう。

料金プランを確認する

料金体系は、大きく2つに分かれます。

  • 基本料金+従量制:基本料金に、受電1件ごとの料金が加わる。受電が少ないときに割安
  • 定額プラン:月額が固定で、受電件数の上限が大きい(無制限の場合も)。受電が多いときに割安

複数の情報サイトでは、50件までの月額基本料金は5,000〜1万5,000円程度、超過分は1件200〜400円程度が目安とされています(2026年9月時点)。格安のプランでは、月3,000円台から使えるものもあります。

料金プラン2タイプの比較。基本料金3,000円+1件150円の従量制では月10件で4,500円、月100件で18,000円。月1万円の定額プランでは月10件でも100件でも10,000円。約47件が分かれ目という計算例
受電件数によって、割安なプランが変わります(計算の例)
想定例:受電件数で、プランを選ぶ

たとえば、基本料金3,000円+1件150円の従量制と、月1万円の定額を比べると、月10件なら従量制が4,500円、月100件なら従量制は18,000円になります。この例では、月47件前後が分かれ目です。創業直後で受電が少ないうちは従量制、広告を出して問い合わせが集中しそうな時期は定額が向いています。金額は計算の例です。

初期費用、通話料、オプション料金の有無と金額も、事前に確認しましょう。

営業電話がカウントされるかを確認する

従量制では、営業電話や勧誘電話が、受電件数にカウントされるかどうかが事業者によって違います。カウントされない事業者が多いものの、格安のサービスでは、営業電話も数える場合があります。

営業電話が1件200〜300円で課金されると、月額が想定より高くなります。契約前に、必ず確認してください。

オプション機能を確認する

基本の応対に加えて、便利な機能があります。代表的な3つを紹介します。

電話代行の便利な3つの機能(代行と転送の切り替え、通話録音、内線感覚の取次)の図
便利な3つの機能です
  • 代行と転送の切り替え:日中(9〜18時)はオペレーターが応対し、夜間や土日は自分の携帯に転送する。コストを抑えながら、時間外にも対応できる
  • 通話録音:応対内容を録音し、後から確認できる。対応漏れやトラブルの防止に役立ち、正確さが求められる業種で特に有効
  • 内線感覚の取次:オペレーターが電話を受け、「おつなぎします」と案内して、その場で担当者に転送する。折り返しが不要で、急ぎの商談にも対応しやすい

契約時に確認したい法律と信頼性

電話代行は、料金やサービス内容だけでなく、事業者の信頼性も大切です。次の点を確認しましょう。

本人確認を行う事業者か

電話受付代行業者や電話転送サービス事業者は、犯罪収益移転防止法の対象で、契約時に本人確認を行うことが求められます(総務省)。本人確認や審査を行わない事業者は、詐欺などに悪用されるおそれがあるため、避けましょう。

出典 総務省|犯罪収益移転防止法について(電話受付代行業・電話転送サービス事業者向け)

運営会社の実態を確認する

  • ホームページに、会社名・所在地・連絡先が記載されているか
  • 法人格を持つか、運営の実績や評判はどうか
  • 契約書や利用規約に、不明な点や、不利な内容がないか

個人情報の管理体制を確認する

お客様の氏名や電話番号などを扱うため、個人情報保護法にもとづく対応がされているかを、プライバシーポリシーなどで確認します。コールセンターを使う場合は、情報の取り扱いも質問しておきましょう。

プラン例(掲載時点)

本ページはプロモーションを含みます。料金・内容は掲載時点のものです

以下のプラン例には、広告(アフィリエイト)リンクが含まれます。料金・拠点・サービス内容は、元記事の掲載時点のものです。最新の情報は、必ず各社の公式サイトで確認してください。

料金を抑えたい方に:レゾナンス

バーチャルオフィスを登記のために使い、電話代行もつけて、料金を抑えたい方向けのプランです。「電話秘書代行セットコース(郵便物月1回転送プラン)」は、月額5,390円(税込)で、050番号を取得できます。月50コールまでの電話応対が基本料金に含まれ、50コールを超えた場合は、1コールあたり200円がかかります。営業電話は、コール数に含まれません。

電話代行の受付時間は、平日の9時から18時です(祝祭日、年末年始、夏季休業日を除く)。都内や横浜に複数の拠点があり、希望の拠点を選べます。

レゾナンス「電話秘書代行セットコース 郵便物月1回転送プラン」(掲載時点)
月額料金5,390円(税込)
入会金5,500円(税込)
拠点浜松町、青山、新橋、銀座、日本橋、渋谷駅前、渋谷神宮前、恵比寿、新宿、秋葉原、横浜
特徴・サービス法人登記可能/郵便物転送(月1回)/郵便物の写真通知(無料)/会員サイトで郵便物・電話代行の応対内容を確認/電話番号の貸出しと利用/電話代行(平日9:00〜18:00)/法人銀行口座の紹介制度/スポット転送(1回500円+郵送料)/貸し会議室(全店利用可能・平日9:00〜18:00、1時間1,100円税込)/有人受付(全店舗スタッフ常駐)
レゾナンスの公式サイトで詳細を見る(広告)

ネットショップ運営の方に:NAWABARI

NAWABARIは、主にネットショップを運営する方向けのプランを提供するバーチャルオフィスです。電話代行のオプションは2種類あり、料金を抑えたい方は「電話代行A」、土日や夜間の対応が必要な方は「電話代行B」を選べます。土日の対応ができる電話代行のオプションは、ほかのバーチャルオフィスでは多くないため、ネットショップの運営者には特に向いています。

NAWABARI「ネットショップ運営プラン」(掲載時点)
月額料金1,100円
入会金5,500円
拠点目黒
特徴・サービスレンタルアドレス(東京都目黒区)/郵便物転送(週1回)/特定商取引法表記への対応/電話要件転送(30件/月まで無料)/郵便物のGPS混入チェック/マイページでの郵便物確認/会議室利用(提携拠点を含む)
NAWABARI 電話代行オプション(掲載時点)
サービス対応時間月額料金(税込)備考
電話代行A平日9時〜18時3,800円(※275円/件)コールセンターが登録会社名で応答し、内容をメールでお知らせ
電話代行B9時〜21時(土日祝対応)11,000円(※165円/件)50件まで無料。内容はメール・LINE・Slack・Chatworkなどで通知可能
NAWABARIの公式サイトで詳細を見る(広告)

よくある質問

電話代行と電話転送は、どちらを選べばよいですか?

自分で電話に出たいなら電話転送、応対を任せて電話の負担を減らしたいなら電話代行が向いています。夜間や土日は転送、日中は代行と、組み合わせて使えるプランもあります。

電話代行の料金は、どのくらいですか?

複数の情報サイトの目安では、50件までの月額基本料金は5,000〜1万5,000円程度、超過分は1件200〜400円程度です。格安のプランでは月3,000円台からあります。実際の料金は、各社の公式サイトで確認してください。

営業電話も、受電件数に数えられますか?

事業者によって違います。カウントされないところが多いですが、格安のサービスでは数える場合があります。従量制のプランでは、料金に影響するため、契約前に確認しましょう。

電話代行の番号は、03と050のどちらですか?

プランや事業者によって異なります。03などの市外局番の番号は、提供エリア内に拠点があることが前提で、所在地の証明を求める事業者が多くあります。050はIP電話で、居住地の制限がありません。

まとめ:受電件数と使い方に合うプランを、掲載時点の料金で比べる

電話代行は、電話対応の負担を減らし、取引先に安心感を与えられるサービスです。自分で出たいなら転送、任せたいなら代行と、使い方で選びましょう。料金は、受電件数によって、割安なプランが変わります。

契約前に確認する3つのこと
  1. 料金:基本料金・従量料金・営業電話のカウント・オプション料金
  2. 対応時間と連絡方法:自分の営業時間に合うか、普段使うツールで受け取れるか
  3. 信頼性:本人確認を行うか、運営会社の実態、個人情報の管理
次に読む バーチャルオフィスの選び方|契約前に確認したい11のチェックリスト バーチャルオフィス全体の選び方を解説しています。
編集者

編集者

起業オフィスナビゲーション編集部 ~革新のオフィス秘話~

ネットビジネスと物販の荒波を笑い飛ばしながら、日々起業の奇跡を追う編集部が贈る、ユーモアあふれる秘話の数々。バーチャルオフィスやコワーキングスペース、シェアオフィスなど、最新のオフィス事情をお届けします。